IT業界の必需品

IT業界に入ったら用意したいもの

新卒での入社企業として人気の高いIT系ですが、その理由の一つとして挙げられるのが他の業種と比較してのビジネスマナーのゆるさです。

Appleの宣伝塔でもあった故スティーブ・ジョブズに代表されるように、IT業界はその最先端を走っている人ですらビジネスマナーを厳密に守っているというようなことは少なく、自分の好きな服装や持ち物で仕事をしていけるという自由さが業界全体の雰囲気になっています。

ですが全体的にマナーがゆるめだからといって、気分まで学生と同じような気持ちで仕事をしていてはせっかくの独創的な発想もサービスも適切にユーザーにうったえていくことはできません。

IT業界に入ったなら、まず仕事をしていく上において最低限どういった道具が必要であるかということをピックアップして、仕事モードとなったときに迅速に対応できる体制を作っていくことが求められます。

そういう意味では他の業界よりももっと普段から持ち歩く仕事道具の管理の重要度は高いと言えるかもしれません。

持ち歩くバッグにもこだわる

IT業界においては必ず定時に出社してオフィス内で仕事をして帰るという方法ばかりではなく、自由に仕事をする場所を選べるようになっていたり、フレックスタイム制で出社時間を都合に合わせて変更できるといったこともあります。

また逆に普段は社内で仕事をしているけれども、何らかの不具合により緊急に連絡をとって対応していかなくてはいけないということもあります。そんなときのために、外出先でもひと通りの業務対応ができる一式をまとめておけるようになるスキルもスタッフとしては必要になってきます。

そこでIT業界の新社会人におすすめしたいのが、便利なIT関連の業務セット一式を持ち歩くことができるバッグの購入です。PCやタブレットなどがまとめて入れられるバッグは多くのメーカーから販売されていますが、できたら専用に開発された機能とデザインに優れたものを一つ購入しておくといいでしょう。

社外でも確保したい通信手段

外出先でもひと通りの業務対応をするためには、パソコンやタブレット端末などの通信手段を確保する必要があります。無料のWi-Fiスポットを使うのは利便性に欠けますし、セキュリティの観点からも適切ではないでしょう。

会社で支給されているものがあれば問題ありませんが、IT業界で働くうえでは小型のWi-Fiなどの通信手段を持っておくことをおすすめします。ただし利便性の高い通信手段は、費用が高くなることも多いため、格安SIMなどを導入して通信費の節約に努めることも大切です。Wi-FiやSIMの契約はビックカメラのような家電量販店や、インターネットからでも契約が可能なので、覚えておきましょう。

参考:BIC SIM|ビックシム|ビックカメラの格安SIM

以外とアナログ式の道具も大事

IT業界に就職することを希望する人なら、おそらく学生時代から新しいIT業界製品や技術に大きな関心を持っているのではないかと思います。

最近では手帳といっても従来のような紙式のものではなく、スマホアプリや電子メモパッドなどを用いる人も多く見られるようになりました。確かにそうした新しい電子機器は便利なのですが、あまりそればかりに頼っているとかえって使用感が不自由になってしまうこともあるので注意が必要です。

仮に緊急用の携帯電源を持ち歩いていたとしても複数の機器を同時に使用するときなどにはどうしても適時充電をしなくてはいけなくなります。出張などで何日か出かけなくてはならないときなどもちょっと大変です。

そうしたときのために基本的には電子機器で情報管理をしつつも、簡単なメモやスケジュール確認には紙でのメモを持ち歩くようにした方が便利であったりします。財布、携帯・スマートフォン、ノートパッド、ノートPC、名刺といったものを基本とし、そこにスケジュール帳と筆記用具くらいは常に持ち歩くようにしておくといいでしょう。

参考:ひらくPCバッグ Evernote Edition

上記のようなバッグはいくつかの専門IT機器メーカーなどで販売されています。価格はやや高いですが使ってみるとその使いやすさに驚くので、長く使えるものを一つ仕事用に購入しておくことを強くおすすめします。